消費市場が低迷している状況の中、パンドラは第2四半期の収益が15%増加したと報告した。
チャームブレスレットでよく知られているデンマークを拠点とするジュエリー企業であるパンドラは、現在「フルジュエリーブランド」として自身を再ポジショニングしている。同社はラボグロウンダイヤモンドジュエリーの売上が同四半期に88%急増したと述べたが、これは900万ドルに相当し同社の全売上高の1%未満だ。
第2四半期の同社の総収益は9億9900万ドルで、昨年の第2四半期の8億7000万ドルから増加した。これは、主要な市場である欧州での10%の同時期成長によるものだ。米国での成長は5%だった。第1四半期の全体的な成長は18%だった。
パンドラは、オーガニック成長のガイダンスを9~12%(以前は「8~10%」)に引き上げ、第3四半期現在の取引は健全で、基礎的なLFL成長は1桁台半ばのレベルにあると述べた。
同社は次のように述べた。「2024年の第2四半期は、消費者にとって依然として厳しい世界情勢にもかかわらず、4四半期連続で2桁のオーガニック成長を達成しました。この業績は、フェニックス戦略(成長と持続可能性を促進する2021年の取り組み)の妥当性と良好な実行を反映しています。」
パンドラの社長兼CEOであるアレクサンダー・ラシックは、「一般消費者の支出がやや低迷しているにもかかわらず、当社の戦略はパンドラを新たな高みへと導き続けています。当社はパンドラをフルジュエリーブランドとして認知させる旅を成功裏に開始しました。そして、当社の結果は、消費者が当社の戦略に満足していることを示しています。」と述べた。
また、ブルームバーグTVのインタビューで、ラシックは10年以内に販売されるダイヤモンドの半分がラボグロウンダイヤモンドになると予想していると述べた。
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