100ctsアップのペアシェイプダイヤモンド2点がサザビーズに登場

大手オークションハウス、サザビーズは6月16日のマグニフィセント・ジュエルズ、ライブオークションで100ctsを超えるペアシェイプダイヤモンドを２点出品する。

１つ目は”ユーノー（Juno）”と呼ばれる101.41cts、Dカラー、IF、TypeⅡa（不純物をほとんど含まない非常に希少性の高いタイプのダイヤモンド）のペアシェイプダイヤモンドで、1000万ドル以上の落札額になると予想されている。ローマ神話の女神からこの名前がとられている。

過去にオークションに出品された100ctsを超えるDカラーのダイヤモンドは11個で、このユーノーは12個目の100cts超えDカラーダイヤモンドとなる。またペアシェイプとしてはオークション史上４番目のサイズになるという。

もう一点は、”アーススター（Earth Star）”という名前を持つ111.59ctsのファンシーディープオレンジブラウンカラーのペアシェイプダイヤモンドだ。1983年のオークションで100万ドルで販売されて以来個人が所有しており、今回40年振りのオークションへの出品となる。このオークションでは250万ドルの落札価格が予想されている。

アーススターは南アフリカのイェーガースフォンテーン鉱山で発掘された約248ctsの以上の原石から切り出されており、デザイナーのデビッド・ウェッブによって宇宙から見た地球に見立てられたアズロマラカイトを使用した台座にセットされているとサザビーズは説明している。また、このサイズ、形状のブラウンダイヤモンドは非常に稀であり、オークションでは史上２番目のサイズのダイヤモンドだという。