13ctsを超えるこのピンクダイヤモンドは、ニューヨークで開催されるクリスティーズセールに出品予定で、最大3,500万ドル（48.8億円）の落札価格が見込まれている。
このダイヤモンドは、エメラルドカット、13.15cts、ファンシーヴィヴィッドピンク、VVS1。これまでオークションに出品されたファンシーヴィヴィッドピンクのダイヤモンドの中でも最大のもののひとつで、IFのポテンシャルがあるとクリスティーズは月曜日に発表した。このダイヤモンドは12月6日のマグニフィセント・ジュエル・オークションのハイライトで、落札最低予想額は2,500万ドル（35億円）が見込まれている。
クリスティーズは今月初めにも、ジュネーブでフォーチュン・ピンクを売却した。フォーチュン・ピンクは18.18cts、同じくファンシーヴィヴィッドピンクで、落札予想額も今回と同様の2,500万ドルから3,500万ドルと見積られていたが、最終的に下限に近い2,880万ドルで落札されている。
一方、別の大手オークションハウスであるサザビーズは10月に、11.15ctsのファンシーヴィヴィッドピンクダイヤモンドであるウィリアムソン・ピンクスターを出品。結果的に落札予想額の３倍近い5,770万ドルで売却している。これはオークション史上２番目に高額な落札となった。
「フォーチュンピンクの成功に続いて、我々はオークションでこの驚くようなダイヤモンドの提供のためプライベートコレクションからアプローチされたことを誇りに思っています。今期、ファンシーカラーのダイヤモンドが素晴らし成果を上げており、このファンシーヴィヴィッドピンクは最高のサイズのもののひとつです。」と、クリスティーズの国際ジュエリー責任者であるラーフル・カダキアは述べた。
このオークションに先立ち、クリスティーズは香港とニューヨークでダイヤモンドを展示する。
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