ダイヤモンドテクノロジーの未来 – Sarineアジア統括Noy Elram氏、来日インタビュー

先月W&Jと共同でウェビナーを開催したSarine社アジア統括のNoy Elram氏が2年半振りに日本に訪れたので、W&Jでは、変わりゆくダイヤモンド流通のスタイルとその価値について直接話を聞いた。

Noy Elram – Sarine Technologies APAC Managing Director
まず、今回の来日目的はなんですか?

長い間訪れることができなかったので、大切な日本市場の状況を直接自分の目で確認しに来ました。日本にいる顧客とも話し、新しいトレンドや日本のダイヤモンド市場を的確に把握し、Sarine社が日本においてどのように貢献できるか考えたいと思っています。

Sarine社の強みはなんですか?

ダイヤモンド業界から何が求められているかを我々は理解しています。世の中はテクノロジーの進化によって様々な分野でイノベーションが加速しています。Sarine社はテクノロジーを使い、戦略的に流通から素材の差別化までを科学的に証明し、今後の世界的なダイヤモンドビジネスの発展に貢献していきます。

具体的に教えてください。

トピックは2つです。

1つ目はトレーサビリティです。原石がどのように研磨されていくかを確実にデータ化していくことです。ポイントはデジタル化する我々が第3者機関として中立的な立場で公平な判断ができることで、信頼できるトレーサビリティを確保できることです。

2つ目は、eグレーディングです。ハイエンドのテクノロジーが産業の発展に加わってきます。原産地証明と流通の透明化が主な役割です。コロナ禍でテクノロジーが加速したと言われていますが、既にダイヤモンド産業ではカットグレーディングの分野においては1995年よりマシーン化が始まっており、驚くことではありません。

(と述べ、Noy氏はテクノロジーにより流通の透明性による差別化が始まっていると説明した。)

テクノロジーによって改善されることはありますか?

数年後にはAIグレーディングによる差別化されたブランドが登場してくることが明らかになっています。その後はカラーやクラリティまでもがテクノロジーによって自動化されていき、数年後には当たり前の世界になることは確実です。

伝統的な既存の仕事が奪われると考える人もいるかもしれませんが、テクノロジーを入れることにより、時間の短縮、コストの削減をはじめ様々なことが解決され、新しいことが始まります。新しいことが始まれば、新しい仕事も増えていくことが、様々な産業の進化の過程で見られています。

AIテクノロジーの最大の武器は正確性と再現性です。テクノロジーは常に進化していくので、将来的には今では考えられないようなことが起こる可能性もあるのです。現段階では、進化していく過程において、どうやってAIグレーディングされたダイヤモンドの価値を高めていくのかが、eグレーディングとしての考え方になっています。

差別化が図れることは価値を高めることが可能であると言い変えられるので、様々なダーゲットに的確なグレードのダイヤモンドを提供できるようになるのではないでしょうか。

詳細はSarine日本担当であるEdi Liss(Edi.Liss@sarine.com)、又は日本代理店株式会社APまでご連絡ください。

― Noy様、ありがとうございました。 ―

Sarine Technologiesについて

イスラエルに本社を持つ、世界最大のダイヤモンドテクノロジー企業。ダイヤモンドの原石から研磨、鑑定に至るまでのデジタルソリューションを提供し、世界で流通するほぼ全てのダイヤモンドはSarine社の技術を利用していると言われている。最新の技術を使用した原産地証明、AI(人工知能)によるダイヤモンドグレーディングなど、世界のダイヤモンド業界に革命をもたらし続けている。
Website : https://sarine.jp

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