ニューヨークで開催予定のクリスティーズ・マグニフィセントジュエルオークションに出品予定だった13.15ctのピンクダイヤモンドは、説明なしに出品が撤回された。
2500万ドルから3500万ドルの落札見積価格とされていた、エメラルドカット、(潜在的にIFの)VVS1、ファンシーヴィヴィッドピンクダイヤモンドは、12月6日に開催されるオークションのハイライトとされていた。主催者であるクリスティーズは、このダイヤモンドをオークションに登場する最大のダイヤモンドの1つであると説明していた。
「クリスティーズは、ファンシーヴィヴィッドピンクのダイヤモンドリングが12月6日のニューヨークのオークションから撤回されたことを確認している。」と同社の広報担当者は述べたが、それ以上のコメントや理由の説明を拒否した。
このダイヤモンドは先週金曜日に香港で展示される予定だったが、この撤回は「非常に驚くべきものだ」と、地元のカラーダイヤモンドディーラーの一人は述べている。
カラーダイヤモンドのオークションはここのところ頻繁に開催されており、11月8日には18.18ctsのフォーチュン・ピンクが最低落札額に近い2,890万ドルで落札されている。また後日、デビアスの5.53ctsのブルーダイヤモンドは、スイスでのサザビーズオークションで買い手がつかなかった。
13.15ctsのピンクがリストから外れたマグニフィセントジュエルオークションでは、31.62ctsのペアモディファイドブリリアントカット、ファンシーブルーのダイヤモンドペンダントがハイライトとして出品予定で、価格は1000万ドルから1500万ドルと見積もられている。
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