LIGHTBOXは小売価格を最大40%引き下げる

デビアスのラボグロウンダイヤモンドブランド、LIGHTBOX(ライトボックス)は5月10日、公式サイト及びSNS等を通じて小売価格の引き下げを発表した。

LIGHTBOXのダイヤモンドカテゴリーと価格の変更は以下の通り。

・DEF (VS+ EX) $1,500/ct → $900/ct
・GH (VS+ VG+) $800/ct → $600/ct
・IJ (VS+ VG+) $600/ct → $500/ct

LIGHTBOXは全てのサイズに同じ価格(カラット単価)の直線的価格モデルを採用しているため、例えば0.50ctのDEFの価格は$400となり、1.00ctの価格は$800となる。

この小売価格変更は、ラボグロウンダイヤモンド業界の急速な変化に対応したものであり、またラボグロウンダイヤモンドの透明で競争力のある価格を消費者に提供するというLIGHTBOXの継続的なコミットメントに対応したものだと同社は説明している。

各メディアは今回の小売価格調整を歓迎し、これはデビアスがラボグロウンダイヤモンド業界の現実を直視した結果だと考えている。LIGHTBOXは2018年に設立された。当時$800/ct(約120,000円/ct)というLIGHTBOXの小売価格は業界に衝撃を与えたが、その後5年間でラボグロウンダイヤモンドの価格は低下し、この価格設定は市場の現状に合っておらず、販売競争力を失っていた。

一方で、ラボグロウンダイヤモンドの技術発展が進んでいるため、近い将来的にはIJカラーのカテゴリーが淘汰され、またGHカラーのカテゴリーも徐々に減少していくことになると指摘する人も業界内には多い。

ラボグロウンダイヤモンドの価格変化は、ラボグロウンダイヤモンド業界のみならずダイヤモンド業界全体にとって高い関心が寄せられている。

多くのメディア、またリサーチ企業も2018年から2023年のラボグロウンダイヤモンドのB2B価格の変化を総合的に分析し、「小売価格は継続的に下落する」と述べている。デビアスが声明で述べたように、今回の同社の値下げは「これらの減少を顧客に還元する」ためだ。

卸売価格の低下を小売価格に反映させることは合理的であり、また業界の透明性とブランドの競争力を維持するのに役立つ。しかし同時に、この価格低下により数年前と比較してラボグロウンダイヤモンドの、特にルース分野での卸売のマージンが減少している。これは特に小さいサイズのダイヤモンドでは顕著だ。

一方で小売企業やジュエリーブランド、又はファッションブランドにとって、この価格低下を利用することはブランド価値の向上、デザインの拡大、サービスの向上に利用ができ、会社の収益にプラスになる可能性がある。

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