米カップルの約4分の1がラボグロウンダイヤモンドの婚約指輪を購入 – BriteCo調査報告

米国の大手ジュエリー保険会社であるBriteCoは、“2022 ダイヤモンドエンゲージメントリングレポート”を発表、最新の米国ブライダルジュエリー小売市場の調査データを公開した。

このレポートでBriteCoは2022年春の婚約及び結婚シーズンに向けて、消費者がラボグロウンダイヤモンドに対する前向きな姿勢を示していること、婚約指輪の予算が大幅に増加しているを示した。

ダイヤモンド全体の傾向

2021年のダイヤモンドエンゲージメントリングの(天然ダイヤモンド、ラボグロウンダイヤモンドを合わせた)平均単価は7,011ドルで、前年の2020年より6.1%増加している。またセンターストーンのダイヤモンドの一般的なサイズは1.0〜1.5カラットで、平均サイズは2020年の1.20カラットから2021年には1.32カラットに増加している。

天然ダイヤモンドエンゲージメントリング

調査データによると、天然ダイヤモンドエンゲージメントリングの平均単価は、2020年の7,197ドルから2021年には8,053ドルに11.9%増加した。天然ダイヤモンドのセンターストーンの平均サイズは2020年の1.16カラットから2021年には1.25カラットに増加している。

ラボグロウンダイヤモンドエンゲージメントリング

ラボグロウンダイヤモンドを使用したエンゲージメントリングの購入割合は2021年で28.4%であり、2020年の18.7%から大幅に増加している。またラボグロウンダイヤモンドエンゲージメントリングの2021年の平均単価は4,383ドルで、2020年の4,037ドルから8.6%増加した。ラボグロウンダイヤモンドのセンターストーンのサイズは2021年平均が1.49カラットで、2020年の1.34カラットから大幅に増加しているが、これは昨年ラボグロウンダイヤモンドの価格が下がったことも要因として関係している。

その他傾向について

また、調査に回答した60%がエンゲージメントリングに2,500ドルから10,000ドル以上を費やしており、38%がエンゲージメントリングは家や車以外で最大の買い物であり、81%が実店舗での購入を選択したと述べている。

またデザイン傾向としては、過去2年の調査で最も人気のあるスタイルはソリティアとハローであり、全体の購入の40%以上を占めている。地金では依然ホワイトゴールドが最も高い人気を誇る。グレードの傾向としては人気があったのは、G-SI1、H-SI1、H-SI2、G-VS2、H-VS2だった。

*上記のデータは全てアメリカ市場を対象にした調査なので注意して頂きたい。

BriteCoについて

2018年に設立されたBriteCoは、デジタル時代のジュエリー業界に対応した大手保険テクノロジー企業。使いやすいアプリケーション、優れた補償、手頃なサブスクリプションなどにより、ジュエリーと時計保険の購入プロセスを改革している。BriteCoの革新的な評価システム技術は、全米の3,000を超える小売宝石店で使用されている。

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