ロシア、ウラジーミル州はラボグロウンダイヤモンドの生産を計画、イスラエル・ロシアビジネス評議会は協力協定に署名

ロシアのウラジミール州代理知事であるアレクサンダー・アヴデエフは、第25回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで講演し、地元都市であるカラバノヴォでのラボグロウンダイヤモンド生産のためのハブを作る計画を発表した。

ロシア産業貿易省とウラジミール州は、ラボグロウンダイヤモンド生産の独自技術を持つロシアの大手企業であるアルマズグループのサイト内に産業および生産の特別経済圏を作成することにより、ダイヤモンドバレープロジェクトの枠組みの中でこれを実行するつもりだとしている。アルマズグループは、新世代電子機器コンポーネントベースを形成するために使用される10ctsのダイヤモンドを生産する世界レベルの生産者だという。ロシアの大手研究機関もこのプロジェクトに参加している。アレクサンドル・アヴデーエフ代理知事によると、イスラエルや他の国々もこのプロジェクトに興味を持っているという。

このフォーラムで、ウラジミール州の行政と「イスラエル・ロシアビジネス評議会」の間で合意が締結され、関連する強力協定に署名した。これに関連してアレクサンダー・アヴデーフ代理知事は「アルマズグループと協力して、ウラジミール州のカラバノヴォでさらに大規模に生産を行うことを願っています。しかし、これはイスラエルだけでなく、他の国々からも関心のある可能性のあるプロジェクトの一部にすぎません。」と述べている。